猫瞽女 ネコゴゼ(2巻)
第二次世界大戦後ソ連に占領された日本という世界観で、瞽女・夜梅と“機密”能力者鶯が悪を討つ架空赤化活劇。
“1950年代にソ連に占領された架空の日本。盲目の女芸者・夜梅は少女行者の鶯を眼代わりに旅をしていた。目的は鶯の里親を殺し、兄を収容所に送致した執行人を探し出すことだが……。猫社会を舞台にした、架空赤化昭和アクション! !”
そしてこの漫画のユニークな所は登場人物が猫耳なんですよね。って上に猫社会を舞台にって書いてありますが。
猫耳と聞くと、宇河弘樹先生の代表作「朝霧の巫女」の登場人物こまさんを思い出しちゃう私です(笑)
やっぱり復讐劇という側面があるのでシリアスで切った張ったの展開が基本ですが、間に挟まる夜梅と鶯の緩い掛け合いに頬が緩み好印象。緩急というかなんというか。
雰囲気が「朝霧の巫女」後半の雰囲気にすこし似ていて歌の引用があったりもするんですが、「インターナショナル」のくだりは笑いました。
今の所、すごく面白いわけではないですが、私は大好きですこの漫画。
ちなみに今回は温泉回があるよ!ヤッタネ!