WEEK END

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー【感想】

 朝一でMCUシリーズ最新作、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を見てきたので思った事をポツポツと書いていきたいと思います。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー STORY

6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。その究極の力を秘めた石を狙う“最凶”にして最悪の敵<ラスボス>サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカスパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか?
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以下ネタバレあり注意!

衝撃の展開

 マーベルロゴが出た後、ソーやロキ、ハルク側から物語は始まります。MCUの時間軸でいうとマイティ・ソー バトルロイヤルのラストシーンのすぐ後になると思います。
 そしてさっそくハルクが今回のボスであるサノスに負けて、ヘイムダルの「架け橋」によって一人地球へ飛ばされます。のこされたソーとロキですが、ロキが死亡、ヘイムダルも死亡、ソーも宇宙船ごとやられてしまいます。
 ここでロキが死ぬとは思っていなかったので、とても驚きましたね。正直ここでサノスの方についていくのではと思ったのですが、ソーの方を取ったのはなんだか見ていて微笑ましかったです。
 そして舞台はハルク=ブルース・バナーが飛ばされた地球へ。ドクターストレンジの元へ落ちたブルースはサノスの魔の手が地球に迫っている事を告げます。アイアンマン=トニー・スタークも合流したところへ急に敵の襲撃があります。これによってドクターストレンジはタイムのインフィニティ・ストーンごと敵につかまり、追いかけたアイアンマン、ついてきたスパイダーマンと共に敵の宇宙船ごと宇宙へ行く事に。
 地球にある残りのインフィニティ・ストーンは残り一つ。ヴィジョンの額にあるマインド・ストーン。こちらも敵の襲撃がありましたが、ヴィジョンごとキャプテンアメリカが保護し一行はワカンダ王国へ。
 一方のソーは宇宙漂流している所をガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一行に助けられます。ここでソーは新しい武器をに入れる為に、武器を作れるドワーフの星へロケットとグルート共に向かいます。残されたスター・ロード=クイル達ガーディアンズメンバーはサノスが向かう次のインフィニティ・ストーンの元へ向かいます。
 ざっとまとめると、ここまでで語った宇宙側と地球側、そしてサノス側の三つの場面が入り乱れて物語が展開していくわけですが、どの場面も中だるみすることなく面白い。個人的にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが大好きなので、彼ら彼女らが出てくると途端にギャグ空間の様になるのがとてもよかったですね。作品ごとの空気感みたいなものをうまくアベンジャーズという“祭り”に馴染ませている様に感じました。
 それぞれの各地のヒーローの健闘むなしく、サノスは最終的にすべてのインフィニティ・ストーンを手に入れてしまいます。その過程でガーディアンズのガモーラが死亡、ヴィジョンも死亡。
 そしてソーが一太刀サノスに食らわせますが、結果はむなしくサノスはその目的である全宇宙の生命の半分の消滅を実行してしまいます。
 ヒーロー側のほとんどのメンバーが塵と化して崩れて行き、残ったメンバーを残しエンディングへ。
 正直、公式で「アベンジャーズ全滅!」という煽りをしていたので、この終わり方を想像していなかった訳ではないのですが、実際に見せられると衝撃ですね。公開前のネタバレ禁止を徹底していたのはまぁ「そりゃあそうだよねぇ」って感じです。

今後の展開は・・・?

 ドクターストレンジも塵となって消えてしまう訳ですが、その前に今の現状を「これしかなかった」とトニー・スタークに語ります。さらにその前の場面では未来の可能性を実際に確かめたドクターストレンジですが、どうやら良い未来の可能性はかなり低い様子(数万回分の1とかだったはず)。現在のこの展開が彼の見た唯一の未来なのであれば良いのですが、彼が消滅し、インフィニティ・ストーンの奪われたこの状況では確かめる術がありません。
 そもそも、インフィニティ・ストーンをすべて手にしたサノスに勝てる見込みはあるのでしょうか。正直まったく想像がつきません。
 望みがあるのであれば、ガモーラがクイルに語ろうとしたサノスの秘密(?)でしょうか。どうやらそれはガモーラの死をきっかけにした何かであると推測できますが、何とも言えませんね。
 この絶望の状況からどう逆転するのでしょうか……。

※4/29日追記(ガモーラの言っていたことは、難しく考えすぎたかも。まぁ、多分、インフィニティ・ストーンの在り処の事のくだりなんでしょうけど、最後にサノスと話す幼いガモーラが出ていたので、何かあるのではと。そこはそうであってほしいですね。)

まとめ「全滅。だけどすごく面白い!」

 キャラクター面では、敵役サノスの掘り下げ方が割と丁寧なのが好印象でした。娘であるガモーラへの愛情を感じさせる、涙を流すシーンは意外でしたが良かったですね。
 戦闘も全体的によかったです。見せ場がそれぞれに(そこそこ)あって、それでいて飽きさせないと感じました。
 それと個人的には序盤のドクターストレンジ、トニー・スターク、ブルース・バナーの会話でバルーン・アートの話が出ていたのに笑ってしまいました。たぶん、これかなぁと(笑)
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 全編通して、ずっと「最高かよ」と心の中で呟きながらの鑑賞となりました。もう一度見たい!
 そして、ラストの「これ、どうすんの……」という絶望感もたまりませんでしたね………。しんどい。

 何にしても続編は来年という事らしいので、続きを想像しながら待ちたいと思います!