WEEK END

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いまさら『戦姫絶唱シンフォギア』を履修する――【第8話感想】

第8話 STORY

フィーネと決別し、行くあてもなく彷徨うクリスを、ソロモンの杖でコントロールされたノイズが執拗に追い立てる。シンフォギアをその身に纏っても、間断なく続く襲撃と降り注ぐ冷たい雨に体力は殺がれ、やがて疲労と発熱からクリスは路地裏に倒れ伏す。そこに通りかかった未来は、クリスを優しく介抱しつつ、胸の内にわだかまる親友への想いを少しずつ吐露する。傷ついている2人だからこそ、素直な言葉で通じ合えるのだった。その時、鳴り渡る警戒警報。自分のうかつな行動が、非戦闘員まで危険に巻き込んでいる現実を知ったクリスの慟哭がこだまする。
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第八話「陽だまりに翳りなく」感想

 前回の引きで割と絶体絶命のクリスでしたが、今回冒頭の様子だとその後すんなり逃げられたみたい。あの状態で逃げれるって事はフィーネって人は本当はそこまでクリスの事を始末する気無いのでは……? というかどっちでもいいのかな。

 とはいえクリスも消耗しており、行き倒れ。そんな所を未来に助けられます。

 お互いの事について話すクリスと未来ですが町を突然ノイズが襲撃。クリスはノイズから逃げ惑う人々を見て今まで自分がしてきた事の重大さに気がつき、ショックを受けます。
 ここのシーンでは突然現れた弦十郎がクリスを助け、二人の過去に何か繋がりある事匂わせますが、現在の所不明。なんなんだろ。

 一方、ノイズに襲われる町の中で偶然合流した未来と響。しかし音に反応するノイズのせいで響変身できず。未来が囮になる事で、どうにか状況を打開しようとします。
 そこでの逃げる未来の元へ駆けつける響のシーンはなかなか素晴らしかったですね。シンフォギアの「あ、それってそう使えるんだ」みたいな驚きがありましたし動きもカッコイイ。そして響の心の中の言葉。
「奏さんから託されて、私が受け取った、気持ちなんだ!」
で、最高にテンションあがる。

 気になったのは「人助けをするという事が、過去のノイズ襲撃で自分が生き残ってしまった事への負い目からの行動なのではないか?」という疑問が彼女の中に、確かにあったという事ですね。
 これは「どっち」なのか、「負い目」なのかそれとも「自分の意志」なのかというのは、結構つらい疑問だと思うんですよね。「負い目」なのであればそれはある意味自分を偽っているとも言えそうな気がするし……うーん。

 とはいえ今回はその件に終止符を打ったというか、答えを出したといった感じだったのでまた主人公として一歩先へ進んだ感じですね。

 そして何やら色々ありましたが、未来は響に気持ちを吐露し、二人は仲直り。やったぜ。
 あんまりギスギスしたのも嫌だもんねぇ。見てるこっちとしても。

 そしてクリスはまた一人どこか。
 クリスは後々仲間になるんだろうけど、きっともうチョイ先とかなんだろうなぁ。最終話直前とか。
 個人的には今すぐ仲間になって足並みそろえて戦うぐらいの感じでもいいんだけどなぁ。

 おそらく次回以降クライマックスに向けてお話が動きそうな気もするので(予想)これからに期待です。


以上8話の感想でした。