WEEK END

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漫画家・水上悟志氏による1074Pのネームを元にしたオリジナルロボットアニメーー『プラネット・ウィズ』先行配信第1話【感想】


 昨夜0時に先着2000名限定でWEB先行上映会が行われたアニメ、

プラネット・ウィズ』!

 気鋭の漫画家・水上悟志先生によって描かれた、1074ページのネーム(!)を元に作られたオリジナルロボットアニメーションです。
planet-with.com


 水上悟志先生と言えば、『惑星のさみだれ』、『戦国妖狐』、『スピリット・サークル』などといった漫画を描かれている方で、最近では短編集『放浪世界』も出されています。(他にも色々とたくさん)

 今回のアニメ、『プラネット・ウィズ』は、個人的な見解ではありますが「おい、見てくれ……これが、水上悟志だ!バーンッ)」という気概を感じます。(?)
つまり、水上悟志先生という才能を世の多くの人達に知らしめる事になる作品……という事です。

 水上作品に今まで触れたことが無いという方は、興味があればいずれかの作品に触れていただければと思います。
ですがそこまで興味が無いという方はこちらのPVをご覧ください。
注意!こちらのPVには『惑星のさみだれ』、『戦国妖狐』、『スピリット・サークル』、『放浪世界』(虚無をゆく)のネタバレが含まれています。できれば先に漫画を読まれる事をお勧めします。
youtu.be

 興味が無かった方もこのPVで興味が出てきたのなら幸いです。

プラネット・ウィズ STORY

 黒井 宗矢は記憶喪失の高校生。猫の様な姿をした「先生」とゴスロリ風な恰好をした「銀子」と共に暮らしている。
 そんなある日、宗矢が住む街に謎の巨大飛行物体「ネビュラウェポン」が襲来する。
 先生と銀子と共に戦いに巻き込まれる宗矢だったがーーーその戦いの相手は、なんと街を護る7人のヒーローの方だった!
 気鋭の漫画家・水上悟志が贈るオリジナルアニメーション、ここに開幕!
公式サイトはこちら

www.youtube.com

プラネット・ウィズ 第一話『光、七閃』感想

 現在、漫画版が連載されている『プラネット・ウィズ』。
私は漫画版を4話まで見ている状態での視聴となりました。

 まず気になったのはその絵柄の完全再現度です。PVの時点ですでに水上先生の絵だったので、驚きというのは無かったのですが、見ている内に「あれ…? ちょ、ちょっとまってマジで完全に水上先生の絵でキャラクターが動いてる……!」とあとからジワリと押し寄せる謎の感動。これは私自身が水上作品のファンだからというのが大きいですが、ただただ、すごいと唸りました。

 そしてストーリーですが第一話という事もあって謎だらけといった印象。なぜか記憶が無い主人公・宗矢を筆頭に、目的不明の巨大飛行物体、謎の7人のヒーローとその力・念動装光、そして宗矢と共に暮らす正体不明の2人・先生と銀子……。
宗矢が戦うのがヒーローの方という設定は面白いですが、それにしたってどんな理由でなぜ戦わなくてはいけないのか? といった謎でできたパズルの様な印象を受けるお話ですね。
宗矢の記憶が、謎を解くピースになるのでしょうか。

 ラスト辺りでかかる音楽(田中公平さん!)もすごくいいし……盛り上がる!
あの音楽が流れた瞬間テンションが最高に上がりました。

 最初は正直どうかなと思ったロボも、やっぱり動いているのを見ると最高にカッコイイし………。

 全体を通して個人的にはすばらしい出来のアニメだったと思います。あとボクっ娘の銀子ちゃんかわいい。

 ただ、その「1074ページのネームを元にした」という構造上、漫画とアニメに差異がそこまでなく、そこが少し退屈だったかもしれません。
ですが内容は本当に面白かったです。
逆に言えばアニメから入った人は純粋に楽しめるのではないかと。

 今回の感想はまだ本放送前という事もあり、あんまりネタバレしないように書きましたが出来れば2話からはもう少し内容に突っ込んでブログに感想を書いていきたいと思います。
今から本放送が楽しみです。


以上、第1話WEB先行配信の感想でした。


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二本松兄妹と木造渓谷の冒険【感想】 - WEEK END